サトゥコーチからのご報告
9月11日 ジュニアオリンピック最終選考会が行なわれました。
予定では、9月4日の予定となっておりましたが、台風の予報での延期と、会場の変更がされ、私たち福岡県南部の選手にとっては、良い方へと変更されました。
八女ACから、4名登録し、3名が出場しました。
井上海伸選手・下川侑飛選手・服部光選手の3名です。
結果から言うと、本来の走りができずに終わった感じの3名でした。
クラブとしましては、去年は2名の出場で、今年は4名が参加標準記録を突破し、選考会に挑戦できたことを、成長として喜んでいます。
ですが、夏の地区予選のころのような勢いをつけてあげられなかった私に対して、自身の力量を問う結果となりました。
順位よりもなによりも、納得する走りができる手伝いができなかった事がなにより悔しい。
自分のイメージ通りにはいかないものですね。
メンタル面を支えるはずの指導者なのに、メンタル面で負けた気がしました。
3選手ともですからね。
言葉じゃなく、存在でメンタル面を支えられる指導者を目標にしていますが・・・
難しいですね。
難しいから目標として成り立つのですが!!
じっくりと選手と向き合い、再出発です!!
今回は、私自身が鍛えられた気分です。
昨日のアップの様子です。
福岡県でも、八女地区、特に今の3年生男子はレベルが高い方だと思います。
仲良く会話をする5人のライバル達です!!
持ちタイムは、11秒2台~11秒4台の5名。
ライバル同士で刺激をしあい、凄い勢いで急激にタイムを更新し続けてきました。
もちろん、2名以外は他校の選手ですけど。
小学生の頃から、大会での走りを見てきた3選手なので、ちょっと身近に感じます。
次の彼らの走りを見る頃は、高校生になっていることでしょうね。
八女ACは、2月の大阪室内を目指していますので、まだまだ現役続行です!!
男子のアップ開始から30分後、光選手のアップ開始です。
3名とも、動きは良く、リラックスしている雰囲気で、アップをしていました。
流し、ダッシュ、共にキレがあり、リズム良く走れていました。
ライバルと話をしながら、お互い頑張ろうと声を掛け合う場面など、さすが県大会のファイナリストだなと思いました。
今回、勢いを付けてあげることができなかったのですが、今回の流れをここで断ち切るためにも、私が全日本マスターズで、表彰台にのぼってきます!!
私のように、中学、高校時代に地区大会の初戦を突破できない選手でも、続けていればいつかは・・・みたいな事を伝えられたら、長い目で陸上人生を考えてくれる選手も、増えてくれるかもしれませんよね。
そして、陸上を続けることの楽しさなど、選手たちに教えていきたいと思います。
今を生きる選手たちにとって、今が一番大切なことは、私にももちろんわかりますが、年をとっても、今を生きて欲しい。
今を生きるためのカラダづくりが、一番大切だってことを伝えられたら、小中学生の指導をする指導者としては、一番理想の指導ができたと言えるのかもしれませんね。